全国災害ボランティア議員連盟
研修報告2 「原子力災害を想定した避難計画」
福井県安全環境部防災課「原子力災害時の避難に関する暫定措置」説明
・国の防災基本計画と防災指針の見直しが示されるまでの間の暫定的な措置
・原発からおおむね5km圏は即時避難区域とする
・5km圏を超える区域は、SPEEDIや県のモニタリングの実測値を基に避難
または屋内退避。
※SPEEDIによる予測線量の推定が有効に機能しない場合でも、国が示す
SPEEDIによる単位放出量の拡散方位予測情報や、県が行うモニタリングを
基に、避難区域または屋内退避区間を決定するよう国に求める(福井県)
・住民避難先の指定
・避難方法は、原則自家用車
・安定ヨウ素剤の備蓄、主要避難所でのスクリーニング
「原子力災害対策指針ポイント」平成24年11月時点
・指針の位置づけ、放射線被ばくの防護措置の考え方
・EAL・OILの設定、PAZ・UPZの導入
※EALを具体的に提示すべき、OILの目安(屋内・屋外・ヨウ素剤・・・)
・モニタリング計画 ※実測はどこで?どういう分析?
・SPEEDIの活用方法 ※使うのか使わないのか、具体的にどうするのか?
・オフサイトセンターの今後の在り方等
・・・県として、実効性のある計画策定にあたって、国に具体的に示して
ほしいことがまだたくさんある→国への提言とする
研修のまとめ
参加者による意見発表と、研修などから得た課題に関し話し合い、国への提言内容を話し合った。